小学生の親御さん必見!「だれでもできる読書感想文の書き方 その③本文の書き出しまで」
言問学舎・小田原漂情プロデュースの国語専用サイト「国語力.com」では8月25日より、「若山牧水の恋と旅と歌」シリーズの連載を開始しました。中学生、高校生の中間・期末対策記事がつづいたため、少し間が空きましたが、本日第3回として、前回の「幾山河・・・」と並ぶ牧水屈指の秀歌について、ご紹介致しております。
やはり「幾山河・・・」同様、歌集『海の聲』『別離』に、ともに所収の名作です。
白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
ふるい話、それも学部の卒論レベルのことで恐縮ですが、私は大学の卒論を、牧水について書きました。その題は「若き日の恋愛がいかに人の一生に影響を与えうるか」というものでしたが、牧水は、二十歳過ぎに愛した小枝子という謎の多い女性のことを思いつめ、飲んでも飲んでも満たされない、深い絶望と懊悩の酒の淵に、長く身を漂わせていたのです。
その小枝子と、安房の海岸(白浜の近くの、根本というところです)で過ごした日を思う絶唱が、ひろく人口に膾炙(かいしゃ)した、掲出歌です。
私は大学四年、二十一歳の時に、はじめてその地を訪れました。初冬の寒い一日でしたが、牧水の青春に思いを重ねると、吹き寄せる風も、荒い波も、何かとてもなつかしく感じられたことを思い出します。そして牧水の足跡を追うほどに、私のうちにも、歌のこころ、酒のこころが、深く浸透して行ったことを、いま明らかに認める次第です。
作品解説を含む「若山牧水の恋と旅と歌」は、下記リンクよりご覧下さい。
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