『山月記』読解の最重要ポイントは?ここだけきっちり押さえましょう!
夏休みがひとつのピークである「読書感想文の書き方」について、昨年は<入門・初級編>をお伝えしました(2012年6月から連載した「だれでもできる読書感想文の書き方」など)。
今年は、一歩進んだ「中級・上級」レベルの書き方をご紹介致します。
「だれもができる」入門・初級レベルでは、何か所かピックアップした「あらすじ」を展開しながら、その時々に自分が感じたことを織り込んでゆく書き方を、おすすめしております。だからおおむね「だれでも書ける」方法であるわけです。
いっぽう、もう少し読みやすく、レベルアップした感想文を書くためには、「あらすじ」は「要約」的に、最初にまとめて述べてしまいます。400字詰め原稿用紙3枚(1080字~1120字程度)が指定字数であれば、200~300字程度で、その本の内容のあらましと自分の着目したポイントを、提示するのです。
そして、3点程度に的を絞って、「一番いいと思った箇所と、自分の感想」、「二番目にいいと思った箇所、または疑問や問題提起など」を挙げ、意見を述べた上で、「作品全体についての感想」や、「自分だったらこうすると思う」などのまとめを書いて、文章を締めくくります。
この書き方は、のちの「小論文」に近い形になって行きます。低学年の子や、慣れていない子には、はじめに要点をまとめるのが難しいのでおすすめしませんが(「だれでもできる」方式が向いています)、高学年で中高一貫校受験を考えている人や、理系科目の方が得意な人には、合っているかも知れません。
いずれにせよ、書き始める際には着目点をピックアップするシートがあると便利です。そのシートのご利用方法、および「だれでもできる」入門・初級編をいま見ていただくためのご案内とを、近日中にあわせてお伝えしたいと思います。
本選び、そして実際に本を読み進めることには、そろそろ取りかかって下さい。8月に入ると、日が経つのはどんどんはやくなってしまいます。ご質問などありましたら、メール・電話でお気軽におたずね下さい。
※おことわり
今夏の「Web夏期講習2013」におきまして、国語の内容は「国語力.com」でお伝えする旨、かねてお知らせして参りましたが、同サイトには「読書感想文」該当のページを設定していないため、読書感想文に関する内容は昨年同様、本サイトにてご案内させていただきます。
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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