<決定版!読書感想文の書き方>を公開致します!<後篇>
いつも本コラムをお読みいただき、ありがとうございます。ただいま募集中の無料特別体験授業「古文の文法はこれでバッチリ!高校2年生対象無料特別体験授業・中間テスト対策つき」について、お子さんにご参加いただくメリットを、ご紹介させていただきます。
お父様、お母様方は、中学・高校時代に「動詞の活用」を勉強した時、どんな「覚え方」をなさいましたか。大半の方が、「書く」なら、「か・き・く・く・け・け(・こ)」というように、活用表の暗記だったのではないでしょうか。
そして古文=文語文法の場合、未然形が「ア」段だったら四段かナ変かラ変、「イ」段なら上一段、上二段、「エ」段なら下一段、下二段。サ変の「す」とカ変の「来(く)」は別に覚える、という指導が、多くの場合になされているようです。
これは、文語文法の習いはじめ(中高一貫でなければ高校1年)の時には、ある程度有効な手法です。中学校卒業までの段階で、活用の基本ができていない(正確には、できている子とできていない子が入り混じっている)新高校1年生に、ほぼ一律で活用の初歩を教えるためには、即効性があるからです。
しかし、これだけではある段階で、行きづまります。たとえば『大鏡』に、こんな例文が見られます。
いかで世の中の見聞く事をも聞こえ合はせむ
(大意)どうかしてこの世で今まで見聞して来たことなども、話し合い申したい
例文中、動詞は「見聞く」と「聞こえ合はせ」の2語です。「見聞く」の方は、あとに「事」がつづいていますから、わりと楽に「カ行四段活用の連体形」と気づくことでしょう。
ところが「聞こえ合はせ(終止形は聞こえ合はす)」の方は、複合語を分解しての「合はす」の活用について、日ごろから「合はせ・ず/合はせ・たり/合はす/合はする・とき/合はすれ・ども/合はせよ(!・命令)」という訓練をしていないと、「サ行下二段活用の未然形」という判断は、つきにくいだろうと思われます。なぜなら、複合語であることから来る迷いがあり、「せ(す)」について使役の助動詞「す」との区別にも困り、さらに「合はす」自体が頻出語でないため、「合はす」は「サ行下二段活用の動詞だ」という答えに、「知識だけの文法」から行き着くのは、かなりむずかしいことだからです。
そして、今高校2年になったところで、これから本格的に、古文の文章に即して「文法をあたって行く」お子さんたちには、今までの、「知識だけの文法」から「実際に使いこなせる文法」へ進化することが求められます。
逆の言い方をすると、これから2年生では文章主体で文法の出題が織りこまれる形になりますから、国語一般の好きなお子さんでも、文法はわかりにくい、ということに、なってしまいがちです。
実は私自身も高校時代の前半は、そうでした。文章が読めるようになり、その中で活用形の判断をつけることができるようになるまでは、文法はどちらかという「避ける」傾向にあったのです。
そうなってしまわないための一番のベースになる手法が、まず動詞の活用を、あとの接続に合わせてきちんと身につけて行くことなのです。
今回の特別授業ではそのことを徹底してマスターしていただくとともに、中間テストにも個別対応する内容としております。ぜひこの機会をお見逃しなく、大事な高2の一年間を古文優位で過ごせるように、ご活用下さい。
ただいまの特別無料体験授業参加予定者は2人です。あと3~4名のお申し込みに対応できます。なお他学年の方、中高一貫校(中学校)に通われている方も、別途対応可能ですので、お気軽にご相談下さい。
特別無料体験授業のくわしいご案内
高校2年生の文語文法の勉強方法について
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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