留学生と語る!もし総理大臣になったら、日本の何を変える?

豊田朋子

豊田朋子

テーマ:今週の授業(Global youth)

英語で日本を語る20分間のウォームアップ



英語教育の面白さは、英語そのものを学ぶことだけではありません。

英語を使うことで、自分たちの国や文化を少し離れた場所から眺め直せることにあります。

今日の中高生クラスでは、授業の前半20分を使い、お菓子を囲みながら「日本を俯瞰してみる」というテーマで英語のフリートークを行う予定です。

ちょうど今月から、在日ネパール人の中学3年生の女子生徒が新たに仲間入りしました。彼女は英語が非常に堪能で、日本語も流暢です。

一方、既存のクラスにも帰国子女のバイリンガル生徒や、韓国・フランスなどの異文化背景を持つ生徒がおり、海外旅行や留学経験を持つ生徒も少なくありません。

こうした多文化的な環境では、「日本人だけで日本を語る」のではなく、「外から見た日本」という視点が自然に入ってきます。

そのため今回は、堅いディベートではなく、スナックを食べながら気軽に話せるテーマとして、

"Japan: What Do We Love? What Could Be Better?"
(日本の好きなところ、もっと良くできるところ)

を設定しました。

まずは日本の良いところから。

Warm-up Questions

1. What's one thing you like about Japan?

(日本の好きなところを一つ挙げるとしたら?)

Good Things About Japan

2. What's something Japan does better than most countries?

(日本が他国より優れていると思うことは?)

3. If your foreign friend visits Japan, where would you take them first? Why?

(外国人の友達が日本に来たら、最初にどこへ連れて行く?)

4. What's the most Japanese thing about Japan?

(日本らしいと思うことは何?)

ここでは、

「電車が時間通りに来ること」

「コンビニ文化」

「アニメ」

「治安」

などが出てくるかもしれません。

そして少しだけ視点を変えてみます。

Things We Could Improve

5. If you could change one thing about Japan, what would it be?

(日本で一つ変えられるとしたら何を変える?)

6. Do Japanese people worry too much about what others think?

(日本人は周囲の目を気にし過ぎると思う?)

7. Are Japanese students too busy?

(日本の学生は忙し過ぎると思う?)

このあたりは、生徒たち自身の経験と結びつきやすく、意見が分かれるため盛り上がりそうです。

特に、

"Do Japanese people worry too much about what others think?"

は、日本社会の「和」をどう捉えるかという話にもつながります。

協調性の長所なのか。

それとも個性を抑えてしまう要因なのか。

高校生たちなりの視点が聞けそうで楽しみです。

さらに今回は、ネパール出身の生徒がいることで、国際比較の話題も自然に生まれます。

International Perspective

8. What surprised you most when you came to Japan?

(日本に来て一番驚いたことは?)

9. What's something Japan could learn from other countries?

(日本が他国から学べることは?)

10. What's something other countries could learn from Japan?

(他国が日本から学べることは?)

英語教育では、「日本を説明できる力」が重要だと言われます。

しかし実際には、日本について深く考える機会は意外に多くありません。

海外経験のある生徒、外国にルーツを持つ生徒、そして日本で育った生徒が同じテーブルを囲みながら、

「日本って実はこういう国だよね」

「いや、外から見ると違って見えるよ」

と語り合う。

それこそが、多文化クラスならではの学びだと思います。

最後は少し遊び心のある質問で締めくくります。

Fun Finale

11. If you were Prime Minister of Japan for one day, what would you do?
(もし1日だけ日本の総理大臣になったら何をする?)


12. What would Japan be like if teenagers made all the rules?

(もし日本のルールをすべてティーンエイジャーが決めたらどうなる?)

また、

13. Which country has impressed you the most and why?

(今までで最も印象的だった国はどこ?その理由は?)

という質問も面白そうです。

そこから、

「その国と比べて日本の良いところは?」

「逆に日本が学べることは?」

と会話を広げることができます。

英語は単なる語学ではなく、世界を見るための窓です。

そして世界を知ることは、結果的に自分たちの国をより深く知ることにもつながります。

今日の20分間が、生徒たちにとってそんな小さな国際交流の時間になればと思っています。

Global kids英語会代表
(株)ダイバース・キッズ代表取締役
豊田朋子
Global kids英語会
http://globalkids-eigokai.com/
Global youth英語会
http://youth.globalkids-eigokai.com/
朝日新聞系広告web豊田コラム
https://mbp-japan.com/tokyo/globalkids/column/

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豊田朋子
専門家

豊田朋子(英語講師)

株式会社ダイバース・キッズ / Global kids英語会

文字と音の法則で学ぶ「フォニックス教授法」をベースに、日本の子どもに欠けがちな発信力をはぐくむプログラムを実施。本格的な英語プレゼン大会で成果を発表。専門訓練を受けたプロ講師たちが熱意を持って指導する

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