飛び級も落第もあり!発信力を問う、海外の成績評価方法
英語だけでなく漢字表現にもこだわる
日本では今年から、気象庁が、最高気温40度C以上の日を、「酷暑日」(こくしょび 英語でCruelly hot days)と呼ぶことになりました。2018年以降、40度C以上の日が珍しくなくなり、警告を促すために新名称が必要となったのです。
名称は一般公募で選び、他には「超猛暑日」(ちょうもうしょび)「汗日暑日暑日」(あせびびしょび)などもあったそうです。
そこで、当スクールでは、「地球温暖化」、英語でGlobal warmingに代わる新しい名称を生徒たちで考えるプロジェクトを立ち上げました。
そもそも "warming" という言葉は、「暖かくなる」というやや穏やかな響きを持っていますが、近年の気候変動はそれで表現で十分なのか?
そこで、小学高学年クラスから中高生クラスまでの生徒たちに、
「もし君たちが新しい名前をつけるなら、何と呼ぶ?英語と日本語で考えよう!」
と問いかけてみました。
すると、驚くほど多様で創造的なアイデアが集まりました。生徒たちが提案した新名称
Global Heating
(地球過熱化)
Global Burning
(地球燃焼化)
Global Steaming
(地球サウナ化)
Global Melting
(地球溶解化)
Global Boiling
(地球沸騰化)
Global Dying
(地球死滅化)
Global Destruction
(地球破滅化)
Global Chaos
(地球混沌化)
Global Heat Stroke
(地球熱中症化)
Global Desertification
(地球砂漠化)
Global Tropicalization
(地球熱帯化)
Global Magma
(地球マグマ化)
Global Drought
(地球旱魃化)
Global Solarization
(地球太陽化)
Global Evaporation
(地球蒸発化)
Global Gasification
(地球気体化)
Global Fever
(地球発熱化)
Global Combustion
(地球燃焼化)
Global Crazy Heating
(地球異常過熱化)
Global Frenzy Heating
(地球狂騒的過熱化)
もちろん、どれが正解というわけではありません。
ただ、「地球温暖化」という言葉を当たり前のように使うのではなく、今、本当に地球で何が起きているのかを、自分の言葉で考えることです。
また、このプロジェクトにはもう一つ大切な目的があります。それは、
日本語だけでなく、英語でも発信すること
です。
さらに、漢字文化圏の子どもたちとも共有できるよう、一部を除き、漢字表現にもこだわっています。
気候変動は一国だけで解決できる問題ではありません。
だからこそ、次世代の子どもたちが、自分たちの言葉で問題を表現し、国境を越えて共有することに意味があると考えています。
今週は、小学高学年クラス、中高生クラスで投票を行い、最終候補を決定する予定です。
果たして子どもたちは、「Global Warming」に代わるどんな言葉を選ぶのでしょうか。
夏本番を迎える前に、あらためて気候変動について考えるきっかけになればと思っています。
Global kids英語会代表
(株)ダイバース・キッズ代表取締役
豊田朋子
Global kids英語会
http://globalkids-eigokai.com/
Global youth英語会
http://youth.globalkids-eigokai.com/
朝日新聞系広告web豊田コラム
https://mbp-japan.com/tokyo/globalkids/column/


