もはや音楽というより文学?YOASOBIの曲を英語で歌ってみよう。
元彼による、私との関係のメタファーは電車事故(汗)
先週、プレゼンに盛り込みたいコントラスト(対比)
をシェアしました。皆さん、コントラストを駆使することで、強調したい点に見事にスポットがあてられていました!
今週の課題は、プレゼンに中に、metapher メタファー【比喩 ひゆ 暗喩 あんゆ】を使って、わかりやすく、おもしろく伝えてみよう!です。
メタファーとは、物事を何かに例え、人にわかりやすく伝える手法で、英語表現ではしょっちゅう出てきます。
日常会話でメタファーを効かせてウイットやユーモア、ブラック・ジョークを入れるのは、もはや習慣であり、でそれを前提にしないと、事実上、会話に入れません。
メタファーの質によって、知性やノリの良さが試される、そんな雰囲気さえあります。
私がNY在住時代、あるパーティーでアメリカ人の元カレ(The Ex)に出くわしたことがあります。お互いの近況を報告し合った後、彼は、その時、私とのかつての関係をなんと、こう表現しました。
My relationship with you was like a train crash.
(きみとの関係は、列車事故みたいなもんだった。)
一瞬愕然としましたが、その後彼は、こうつけ加えたのです。
But I'm glad it was a minor accident.
No one died, and we each got off at the most appropriate station eventually, right?
(でも軽い事故で良かった。
誰も死ななかったし、結局、それぞれが最適な駅で降りることができたじゃないか。)
それは、お互い別れてから、その後、それぞれ生涯のパートナー(The One)となりうる恋人に出会えた事を指しています。
ニューヨーカーらしい、絶妙なメタファーでした。
失恋の理由はいろいろありますが、彼のメタファーと同レベルの、気の利いた返しができるセンスと英語力が私になかったこともその一つだろうと思います。
いずれにせよ、四角四面に物事を伝えるのでなく、同じことでも、なるべく興味深く、わかりやすく、楽しく伝えるよう意識しましょう。
良い機会なので、プレゼンでメタファーを入れる練習をしましょう!
例えば、やはりA君(小4)の太陽のテーマがやはり一番わかり安いので一例を挙げています。
The sun is like the god.
(太陽は、神様のようだ。)
実際、太陽は、太古から世界各地で神に例えられてきました。
その歴史を踏まえ、A君なりに、太陽が神に例えられてきた理由を、英語で挙げてみてみるのはどうでしょう。
あるいは、K君(小6)の課題、大谷翔平50-50の記録(The historical record 50-50 by Shohei Otani)についてのプレゼンについていえば、米国のメディアが、あらゆるメタファーを駆使して表現しているので、それを少し紹介し、K君の想いも加えると良いでしょう。
大谷のプレーが人間離れしていることから、大谷が空想上の生き物“unicorn”(一角獣)に例えられているのは有名ですね。
基本的に、like(この場合「~が好きだ」という意味でなく、「~のようである」という意味です。)をつかって、~is like●●(~は、●●のようだ。)の一文を作れば、Bです。
その理由を英語で挙げることができれば、Aゾーンに入るでしょう。
(最近の小学生はお忙しいので、くれぐれもご無理のないように ^^) _。)
トランジッション・クラス担当
豊田朋子