肩こり　運動をしても良くならない　なぜ？

2021年9月15日

テーマ：肩こり

コラムカテゴリ：医療・病院

コラムキーワード：肩こり改善

私の整骨院（大畠整骨院）は肩こり専門です。
よって、肩こりの患者が全体の8割を占めます。

カウンセリング時に、よく言われることです。
「運動しても、肩こりが治らなかった」
あなたもそうではありませんか？

では、肩こり専門の整体師からアドバイスです。

運動は、健康のためにとても有益です。
肩こりのために運動を！
決して悪いことではありません。

でも、肩こりにも様々なタイプがあって、
運動で改善可能なものなのか？
改善が期待できないものなのか？
を皆さん知らない（分からない）のです。

では、運動で改善可能なタイプの肩こりとは？
単なる『筋疲労性の肩こり』です。

では、運動で改善が期待できないタイプの肩こりとは？
骨格が正常でない（ストレートネック・猫背）がある
筋肉内に、癒着やトリガーポイントが起こってしまっている

＜＜筋疲労性の肩こり＞＞
施術の必要はありません。
運動だけで改善します。
運動すれば、筋肉内に溜った疲労物質が流れてしまうので、それだけでリフレッシュされます。

もしあなたが、「運動しても肩こりが・・・」ならば
骨格の異常（ストレートネック・猫背）や
筋肉内の異常（筋膜癒着・トリガーポイント）を疑いましょう。

そしてこれらの改善は、専門家に頼るのが最善です。
残念ながら、運動でどうにかなるレベルの原因ではないのです。

＜＜ストレートネック・猫背＞＞
ストレートネックも猫背も、ご自身での運動で改善可能です。
運動（体操）のやり方にもよりますがセルフ改善は可能です。
ただし、相当硬くなってしまっているストレートネックや猫背も少なくないので、セルフ改善では、数年がかりでの日々の取り組みとなります。
スピーディ＆着実な改善を求めるなら、専門家のケアがオススメです。

＜＜筋膜癒着＞＞
筋膜癒着は、書店に「筋膜リリース法」とかの書籍が出ていますので、購入して取り組むのも一つの方法です。
ただし、方法がよく理解できなかったり自己流になってしまったりすると、効果は低下してしまうのは当然です。
また、一時的な効果となることが多く、直ぐに戻ってしまうようです。
結果として、専門家に任せた方が着実だし確実です。

＜＜トリガーポイント＞＞
トリガーポイントは、まさにコリや痛みの根源と言えるもので、こればかりは専門家でなければ改善はできないでしょう。

さて、あなたの肩こりは、どのようなタイプでしょうか？
筋疲労性の肩こり？
骨格や筋肉に問題がある肩こり？