家賃保証と地方のアパート・マンション投資
収益物件の購入希望者の方によく聞かれることですが、
「売主はなぜその物件を売却するのです??」
不動産投資の本などにも売却理由を聞くべしと書いてあります。
確かに、うまく運用できている物件なら売らなくてもいいのではと疑問に思いますね。
実際の売却理由はいろいろあります。
1、金融機関に売らされる。
売却する物件単体では黒字だが、他の事業などで赤字を出しており銀行の資金回収のため売らされるなど。
いわゆる競売前の任意売却物件などです。
うまくいくと市場価格より安く購入出来る場合もあります。
2、相続関係の売却。
親が大家だったが息子はマンション経営にまったく興味がなく現金で受け取りたいので売却。
生前に取引が出来るのであれば話はまとまりやすいのですが、亡くなってからとなりますと相続人が仲良くない場合などはなかなかまとまり難くなりがちです。
3、不動産業者が売主
いわゆる転売物件です。特別安く買えることはほぼないですが、不動産業者がすでに満室にして売却となることが多いので当面は楽です。入居率が高いと融資も受けやすくなります。
他にも売却理由はさまざまですが、売却理由にこだわるより
購入したあと自身でどれだけ物件の価値を上げて収益性を上げることができる物件なのか判断することが重要だと思います。