よその子が気になるお母さんへ。比べる子育ては『悪循環』の始まり。
あなたは出産時のことをおぼえていらっしゃいますか?
覚えていますよね?
初めてわが子と対面したとき、
やっと会えたという感動と、
『この、か弱い赤ちゃんをこれから自分で育てていかないといけないんだ』
という、ある種、覚悟のような気持ちに緊張されたのではないでしょうか?
あなたの元にやってきてくれた赤ちゃん。
待ちに待った赤ちゃん。
もうそれだけで、あなたにとって
「子どもは100点満点の存在」
だったはず。
産後、
ニコッと笑った、
声を出した、
おっぱいを飲んだ、
よく寝た、
伸びをした…
こんな些細な成長をご夫婦で喜び合い、
毎日飽きもせず同じような写真を撮り続けていませんでしたか?
小さな小さな進歩でも心躍るくらいに嬉しくて、
かわいいかわいいと抱きしめていませんでしたか?
それなのに…
「あれができない」
「これもできない」
「まだハイハイしない」
「まだ歩かない」
・・・・
子どもを減点方式で育てる癖はいつからついてしまったのでしょうか?
親のエゴや欲はいつから出てきたのでしょうか?
おそらく、育児書やママ友との会話、よその子との比較、などから始まっているのでしょう。
原点に戻りましょう。
子どもは加点方式で育てるのが正解です。
そのままで100点の上に、
何かができるようになったら+1点、+1点、と加点していくのです。
そこにいつもいてくれる、それだけで100点なのです。