七田式食学のススメ。頭のいい子は、肉より魚
調味料は本物を!
私は、教室のお母さまたちに、調味料は超一流を使ってほしいといつも言っています。
その中でも砂糖には特に気をつかって下さいと言うようにしています。
白い砂糖は特に注意が必要です。
白い砂糖(白砂糖)は漂白されて精製度が高いため、体内に入るとすぐに血糖値が上がってしまいます。
急に上がった血糖値を下げようとしてインスリンが出て
今度は急激に血糖値が下がります。
血糖値の乱高下はすい臓(インスリンホルモンを分泌するところ)を疲れさせるので、
必要でないのにインスリンを分泌したり、少しの糖分に過剰に反応して、低血糖状態を慢性化させてしまいます。
低血糖の状態は、脳のエネルギー不足を招き、ぼんやりとして気力が出なくなります。
すると、脳は何とかがんばろう!!と「アドレナリン」というホルモン(別名攻撃ホルモン)を分泌します。
アドレナリンホルモンには、興奮したりイライラしたり攻撃的になったり怒りっぽくなったりするという特徴があります。
清涼飲料水、スポーツ飲料、飴、アイス、チョコ、すべてに白砂糖が入っています。
落ち着きがないのを気にしていらっしゃるわりにはこのようなお菓子を平気で与えているお母さんが多いことに驚きます。
糖分は米やイモ類などで摂り、甘味はせめて精製されていない糖分(黒砂糖・てんさい糖など)やアガベなどで摂りましょう。脳が急激に発達する9歳までの間は特に気を付けて欲しいと思います。