物事の受け取り方(考え方)を変えていくと、違う景色が見えてくる
最近、電話相談で仕事が思うようにできないと悩む人が増えています。思うような成果が得られないと焦ったり悩んだりしています。たいていの場合、自分と比べる人はベテランか、優秀な成績を上げている人との比較だったり。仕事自体のキャパオーバー。コロナの影響でやることが変わったり、リモートが増えたり人員が減ったりと一人が背負う仕事量が増えている場合もあるようです。
期待されたような結果が出せないと悩んでいるのですが、リモートのせいで人に聞きづらい、孤立している、会社に出社していても周りも忙しくて相談しづらい、仕事を振りづらいということもあります。
完璧を目指し、努力することはとても素晴らしい事ですが、すべてにおいて完璧な人なんて存在しません。状況が変わったり、精神的に落ち込んでいると思考力も鈍ります。完璧を目指しすぎると挫折感を味わうことも多くなってしまいます。自分を追い詰めて精神的にダメージを受けないようにどこかで「この状況は仕方ない」と許すことも時には必要です。
今、ストレスが溜まっている人が増えています。コロナのおかげで計画が狂ってしまった人、今年入社、転職した人、孤立して焦っている人、「自分が駄目だ」と思わずに「状況が良くない」と理解してください。今はとりあえずできる事だけ淡々とやる。家に帰ったら仕事の事はなるべく忘れて自分が少しでも楽しいと思える事や心安らぐことをして気分転換を図ってください。この状況はいつまでも続くわけではありません。
ストレスがたまると呼吸が浅くなっている場合が多いので、深呼吸も心がけてください。
そして、どうしても辛くなったら声をあげてください。先輩や同僚、カウンセリング、公共の相談窓口、どこでも構わないので一人で抱え込まないことが大切です。