子どもが育てづらいと思う時 ~発達障害について~
今日は自己肯定感のお話をしたいと思います。
カウンセリングの相談で問題の原因となるのが、自己肯定感の無さです。自己肯定感のない人は、他人からどう見られているかが気になります。つまり、自分の人生を他人軸で見てしまうのです。
自分がしたい事より、人からどう見られるのかが気になり、自分の気持ちを優先できません。中には、その習慣が長いため、自分の気持ちが分からなくなっている人もいます。
まずは、自分のこころの声を聴きましょう
自分軸で生きるために、自分の気持ちを知る事から始めましょう。些細な事からでもかまいません。「今、自分はこう思っている」「今、自分はこんな気持ちなんだなあ」「自分のしたい事は?」と、自分の気持ちを意識する事から始めましょう。
他人の事なら許せる行動でも、自分がやったことが許せない人もいます。つまり、自分にだけ厳しくて、自分だけ駄目だと思い込んでいるのです。完璧な人はいません。また、自分だけ駄目だという事もありません。
なぜ、自己肯定感が無くなったのかを考えてみましょう
原因となったことは何か?過去にそう思った原因を知りましょう。それが分かると、自分だけが特別に駄目だったのではない事が見えてきます。
自分を責めず、否定しない
自分を否定したり、責めたりするのをやめて、ありのままの自分を受け入れましょう。あなたが「すごい人」と思っている人でも、欠点はあります。【良いところも悪いところもあるのが人間です】自分の良いところも、ちゃんと認めてください。ありのままの自分で生きられるような考え方を身につけましょう。
ありのままの自分でいられる人間関係
他人軸ではなく、自分軸での人間関係の関わり方を作りましょう。「人は人」「自分は自分」と理解しましょう。どちらも否定せずに「こういう人間なんだ」と許し、理解するだけです。欠点だと思う事も、見方を変えれば長所に変わります。
素直な気持ちを伝えましょう
人との関わりで「自分がしたい事」や「思う事」を素直に伝えていきましょう。「自分はこう思う」「自分はこうしたい」と素直に伝える練習をしましょう。相手の気持ちを大切にするのはもちろんですが、自分だけが我慢するのも良い関係にはなりません。お互いに尊重できるよう、自分の気持ちも伝えます。
過去は変えられなくても、これからの人生は変えられます。受け取り方で悩みも変わります。