自分の居場所が見つからず寂しさを感じるとき

飯塚和美

飯塚和美

テーマ:生きづらさを感じる時

今日は『自分の居場所が見つからなくて寂しさを感じるとき』のお話をします

「誰も私の気持ちを分かってくれない」
「孤独を感じる」「居場所がない」そんな寂しさに襲われるときはありませんか?

たとえ一人じゃなくても、ケンカしたわけでも、仲間はずれにされた訳でもないのに・・・
友達といても、家族といても、恋人といても・・・なぜか寂しい。
そんな孤独感を感じてしまう時ってありませんか?

人の輪の中にいてもひとりを感じる。
恋人と居るのにたまらなく寂しくなる。
そんな孤独感から、気付けば居場所を見失ってしまいます。

それは
友達のせい?
恋人のせい?
家族のせい?
「自分ひとり」と感じていると、どんどん孤独になっていきます。

でもその孤独感は、本当は自分自身の心の問題です。
「誰か私を認めて欲しい」
「誰か私を幸せにして欲しい」
「誰か」に何かを求め、依存しているから寂しくなってしまうのです。
私が孤独なのは、私の居場所がないのは『私のせい』私自身の問題です。

よく「この人と居れば幸せになれる」と思ってパートナーを決める場合がありますが、でも「この人」は私のために生まれて来て私のためだけに生きているわけでありません。
価値観も感じ方も私と全部同じではないはずです。自分とは違う人間なので、私が望むように完璧に行動できるわけではないのです。だから、人に求めるだけでは幸せにはなりません。

だって、その人は私だけをずーっと見ているわけでも、私のことだけをずーっと考えているわけではないのですから・・・
人にばかり求めていては、寂しく孤独に感じてしまいます。
『自分を幸せにできるのは、自分だけ』です。自分の居場所』は自分で作るしかないのです。

寂しいと感じたとき、漠然としたその寂しさはどこから来るのか?自分は何のためにここにいるのか?
何度も何度も心に問いかけてみてください。
「本当は誰かに幸せにしてもらいたいんじゃない」「本当の自分はこんなことを望んでいる」と本当の自分の心を見つめて、自分主体で考えてみてください。
「人がこうしてくれたから幸せ」といつも人が主役では、「人がこうしてくれなかったから不幸せ」になってしまいます。
大切なのは「自分がこうしたいから・・・」と自分を主役に自分主体で考える癖をつける事です。

たまには人の行動で幸せを感じることはよいのですが、いつもいつも人に求めていると、いつも人のせいで自分の幸せが左右されてしまいます。人に求めてばかりではいつも寂しくなってしまいます。自分がどう行動するか、何を考えるかが重要です。

今まで見ないようにしていた、あるいは気付かない自分の心を見つけられたら、きっと違うものが見えるはずです。
居場所がないと感じた時は「今までの自分の考え、生き方を見直すとき」と考えましょう。孤独の心は自分自身で作り上げているものです。            
それでも、どうしても孤独を感じて「居場所がない」と思った時は、「自分がそこにいる理由」を見つけてみましょう。
あなたがそこにいる理由は、きっとあるはずですから・・・



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