臨時総会の進め方

武居知行

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テーマ:マンション管理士の独り言

大型マンションの総会は出席率が低いとはいえ50名以上が集まります。
マイク、スピーカーの手配は元より、若いマンションでは子供の同席方法(泣いたら退席できる配慮とか)やプロジェクターなど付帯準備も欠かせません。

総会の議案書はできるだけ早く配布して事前質問を受け付ける方法はとても有効です。
・事前に目を通す癖がつきます
・質問ー回答のプロセスが公開されることで、管理組合が動いている感じが区分所有者に伝わります。
・当日の質疑が減ります

一方で、当日質問がなく『シャンシャン』総会になることがあります。総会の機能としては問題ありませんが、これでは参加した方々が面白くありません。
総会議案書を練るのに理事会はいろいろな紆余曲折を得て、議案となっています。議案書に書ききれなかった経過や苦労などをぜひ伝えたいものです。
そうすることで、
・理事会の努力・苦労が出席者に伝わる
・総会に行って良かったと思える:再参加への意識づけになる
などの効果があり、継続して参加してもらえる基盤を作ることができます。

通常総会では、年に一度のイベントなので、出店を出してくる人をもてなしたいくらいですが、それはそれで、問題があるのでやり過ぎにはご注意ください(笑)

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武居知行
専門家

武居知行(マンション管理士)

株式会社メルすみごこち事務所

不動産会社、管理会社に勤務経験があり、広い実務と経営を経験、現在は、マンション管理士、CFP®︎として活動中。幅広い分野の豊富な経験と知識、ノウハウを揃えるマンション管理士

武居知行プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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