NECの無線Wi-Fiルータ「Aterm」シリーズに不正アクセスの脆弱性が！該当機種と対処法は？

NEC「Atermサポートデスク」の情報

NECの「Atermサポートデスク」から、2024年4月5日に無線Wi-Fiルータ「Aterm」シリーズの脆弱性についてアナウンスがありました。

今回公開された脆弱性は、以下のJVNのページで詳細が確認できます。

NEC製のルータはこれまでかなりの台数が使用されていますので該当する方も多いと思います。

すぐに実行したほうが良い対応策

すぐに実行したほうが良い対応策は以下の通りです。

1．Wi-Fiルータのパスワード変更

Wi-Fiルータの管理画面へログインするためのパスワード（管理者パスワード）やWi-Fi接続用のパスワード（暗号化キー）を、初期値ではなく堅牢なものに変更する必要があります。

　※スマホやタブレットから設定できます。各アプリストアで「Wi-Fiミレル」を検索しインストールします。「情報」タブの下のほうに「ルーターの設定画面を開く」からルータに入ります。管理者パスワード、暗号キーの変更が可能です。

2．ファームウェアを最新に更新する

ルータのファームウェアを最新版に更新します。最新版はNEC「Aterm」の機種別ページからダウンロードできます。検索では入力語を「型番」「ファームウェア」と並べて検索します。



前述の「Wi-Fiミレル」でもスマホやタブレットからルータにアクセスして更新が可能です。ファイルを入手することなくルータから直接ダウンロードしても更新可能です。



※ルータのファームウェア更新ページ

古い無線Wi-Fiルータを新しいものに変える

対策後は早急にルータを最新の機種に買い替えることも検討したほうが良いでしょう。古い無線Wi-Fiルータを新しいものに変えると以下の様なメリットがあります。