今ではダウンロードできないムービーメーカーを再度利用する方法とその他の代替方法
いきなりブラウザのスタートページが違うものに!
●先日サポートでお伺いした会社のパソコンですがいつの間にかネットのスタートページ(インターネットブラウザを起動したときに表示されるサイト)がいつもと違うものが表示されるようになった・・・と相談がありました。
●普段はYahoo!がホームページとして表示されていたということでしたが、いつの間にか違うものになっていたそうです。早速見てみると確かに「inbox」という検索ページになっている。これはたびたびサポート現場でも登場する迷惑アドオンの類です。おまけにツールバーや推奨検索設定もみんな「inbox」になっていて、それだけでなくその他の迷惑ソフト類も同時に侵入していてかなりの重症となっていました。
※ブラウザの起動画面がこのようになった場合は ブラウザの設定が改変されている
※同時に迷惑ツールも侵入してしまうことも多い
●そのような被害に遭った場合はなかなか削除は困難で、消したと思ってもまた再配置されて元の状態に戻ることがあります。そのような場合の対処法としては、Windowsにある「システムの復元」という機能を使うことでおかしくなる前の正常な状態に戻すことが出来ます。しかし、この機能はあくまでもシステムが正常に動作しているときにしか有効ではありません。
「復元機能を使えばいつでも戻せる・・」は間違い
●何らかの原因で復元機能が正常に働かない場合や、ウイルスなどの影響で復元機能が無効にされていたり、HDDやファイルシステムにエラーが発生している場合は復元に失敗することがあります。ですからこの機能も万能というわけではありません。良く、ネットやその他の情報で復元すれば全部直るような事が書いてあるのですが、どんなトラブルの際も100%復元が成功し直るわけではないのです。
●そもそも、復元機能自体が有効になっていない場合は復元ポイントが生成されないため機能自体が使えません。日頃から復元機能が無効になっていないかをチェックしておく必要があります。
※システムの復元機能が有効になっているか定期的に確かめておく
●ですから、過去に一度や二度復元操作で成功したからといって、すっかり「このシステムの復元を使えばいつでも戻せる・・」ということで安心していると、復元に失敗するだけでなく起動しなくなった場合に「なぜ?どうして?」と窮地に追い込まれることになります。
●システムの復元機能はトラブルの際に優先的に行う対処法の一つの方法として捉えておくべきで、これで万事何とかなるという過度の依存は間違いです。
●その前に、パソコンで復元機能が必要になるような操作や行為自体を行わないようにしたいものです。
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「パソコンがおそい、固まる主な原因」
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