「大阪ハリストス正教会」:木造ビザンチン様式
「三徳山三仏寺」は標高900mの「三徳山」に境内を持つ山岳寺院です。
その奥院である「投入堂」は垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されています。
屋根は軽快な反りを、堂を支える柱の構成などは建築美からも優れています。
詳しい建造時期ははっきりとしていないようですが、修験道の開祖、「役小角」が法力で建築物ごと平地から投げ入れたという伝承が語り継がれています。
「投入堂」を間近で見るためには厳しい山道を辿っていかなければなりませんが、ふもとの車道から「投入堂」を遠望できる「投入堂遙拝所」から「投入堂」を見ることができます。
「望遠鏡」が必要です。
(讀賣新聞16.10.05抜粋)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所