「大阪ハリストス正教会」:木造ビザンチン様式
東京上野にある「国立西洋美術館」など、7カ国の17施設が「ル・コルビュジエの建築作品」として「世界文化遺産」に登録される見通しとなりました
「ユネスコ」(国連教育科学文化機関)の諮問機関「イコモス」が「登録」を勧告したと、「パリ」にある「世界遺産センター」が「日本政府」に伝えたといいます。
7月10日~20日に「トルコ」で開かれる「ユネスコ世界遺産委員会」で、正式決定されることは確実です。
「ル・コルビュジエ」は、「パリ」を拠点に活躍した建築家で、近代建築三大巨匠【ル・コルビュジエ(Le Corbusier)、フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe)】のひとりといわれています。
「住宅は住むための機械である」という思想に従い、「鉄筋コンクリート造」の建築を数多く設計しています。
登録を目指していた17作品は、「フランス」が代表となり、「スイス」「ベルギー」「ドイツ」「アルゼンチン」「インド」「日本」の7カ国が、共同で推薦したものです。
登録されれば、大陸をまたいでの登録は、初めてとなり、「日本」は、唯一の「ル・コルビュジエ」の作品である上野の「国立西洋美術館」が含まれています。
「エッフェル塔」の正面、トロカデロ地区のシャイヨー宮内にある建築専門の博物館「建築・文化財博物館」で「ル・コルビュジエ」の足跡を垣間見ることができます。
(讀賣新聞16.05.18抜粋)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所