「大阪ハリストス正教会」:木造ビザンチン様式
「本郷中央教会」は、明治23年(1890)2月に定礎式が行われた「中央会堂」(伊藤為吉設計)として親しまれた建物の震災復興建築です。
「カナダ」の「メソジスト教派」に属する宣教師のもとに、代々日本で活動的な牧師に引き継がれていました。
「野口英世」「内村鑑三」に馴染みがあり、「賀川豊彦」による学生伝道集会が行われたりもしています。
「関東大震災」により、木造であった「中央会堂」は倒壊全焼し、昭和4年に米国人宣教師「ヴォーゲル」の原案により、「川崎忍」の設計で、「辻組」の施工により現在の姿になっています。
「ゴシック様式」特有の装飾が美しい石造りの会堂は、「登録有形文化財」に指定されています。
(讀賣新聞16.02.10抜粋)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所