「大丸心斎橋店」本店の外壁保存か?

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 老朽化に加え、ほかの百貨店の売り場拡大や改装に対抗する必要が出てきたため、完成から80年以上を経た「大丸心斎橋店」本館(大阪市中央区)の建て替が決まりましたが、現在の外観は生かされそうです。
  「大丸心斎橋店」本館は、アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作のひとつで、1933年に完成した「大正モダン建築」です。
 1945年の「大阪大空襲」で5階以上を焼失しましたが、戦後、修復や増築されています。
 老朽化で対応を迫られていましたが、地元や建築の専門家から外観などの保存を求める声があがっていました。大丸松坂屋百貨店を運営する「Jフロントリテイリング」は、外観などを生かした建て替えを検討しています。










(讀賣新聞2015.09.12)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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