「高野長英」旧宅:岩手県奥州市

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 「高野長英」旧宅は、「高野長英」(1804年~1850年)が少年時代を暮らした岩手県奥州市大畑小路にある家です。
 「高野長英」は、江戸時代後期の「医者」「蘭学者」であり、旧水沢市(現在の奥州市)では、「後藤新平」「斎藤実」と並ぶ三偉人の一人とされています。
 「高野長英」9歳のとき、父が亡くなり、母の美也とともに母の実家であるこの家に移り住んだと伝えられます。
 その後、「杉田玄白」に学んだ蘭方医の叔父「高野玄斎」の養子として「蘭学」を学び、祖父の「元端」からは「漢籍」を学び、「元端」が開く寺子屋では代理講師も務めたといいます。
 17歳で江戸に出るまで、この家の1階西側の表庭に面した8畳間と6畳間の2室で暮らしたようで、1876年(明治9年)に改築され、当時の建築ではないものの、「高野長英」の居室は当時のまま残っています。
 1933年(昭和8年)、非公開(外観のみが見学可能)ですが、国指定史跡になっています。
 近隣には、「高野長英」生誕の地や「高野長英記念館」などがあります。








(2015.1.21:讀賣新聞)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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