世界7大無駄使い「ベルリン新空港」
約100年ぶりの大修理が行われていた奈良市の国宝「正倉院」の工事が完了し、報道陣に公開されました。
10月25日からは、3年2か月ぶりに校倉造り(あぜくらづくり)の外観が一般公開されます。
1913年(大正2年)に行われた解体修理以来の大規模な工事で、2011年10月に開始され、約35,000枚の「屋根瓦」のうち約26,000枚が新調され、「天平時代」から「明治、大正期」の瓦を用いながら、壮大な屋根が完成しました。合せて、垂れ下がった「軒」の整備や骨組みの補強も施されたといいます。
「校倉造り」(あぜくらづくり)とは、「三角」「四角」や「丸太」の断面の木材を水平に積み重ね、角の部分でかみ合うように交差させて壁体を構成する工法を指します。
「弥生時代」の「倉」に始まり、現存するものでは「奈良時代」に建てられた「東大寺」の「正倉院」が有名です。
また、「北米」の「ログハウス」は「丸太」を使用したものが多く、「校倉造り」(あぜくらづくり)の工法と同じです。
《2014.10.22:讀賣新聞》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所