「アールヌーヴォー」の名建築「オルタ美術館」(ブリュッセル)訪問
「アメリカ」の大手ホテルチェーン「ヒルトン・ワールドワイド」は、「ニューヨーク」マンハッタンの中心部にある高級ホテル「ウォルドルフ・アストリア・ニューヨーク」を、「中国」の保険会社「安邦保険グループ」に19億5千万ドル(約2130億円)で売却すると発表しました。
「ニューヨーク」の歴史的建造物に指定されるこのホテルは、1893年の開業で、「ヒルトン」の創業者が1949年に経営権を買収したものです。
「オバマ大統領」ら歴代米大統領が愛用するほか、9月下旬の国連総会では日本の「安倍晋三首相」のほか世界の首脳が宿泊し、セキュリティーの高さでは定評があるホテルといいます。ハリウッド女優の「マリリン・モンロー」が住んでいたことでも知られています。
「ヒルトン社」はここを売却するものの、この先100年間は「安邦保険」から運営を請負い、大規模な改装も予定されているようです。
「アメリカ」では「中国」企業による大型の不動産買収が相次ぎ、昨年は中国企業の「復星国際」が「ニューヨーク」の「旧チェース・マンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)元本部ビル」を買収したといいます。
「日本」企業もバブル期に「三菱地所」が「ロックフェラーセンター」を買収するなど、積極的な「アメリカ」向け投資を展開し、当時は「アメリカ」で反発も強かったものです。
《2014.10.08:讀賣新聞》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所