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建て替え工事が進んでいた「京都国立博物館」(京都市東山区)の新しい常設展示館「平成知新(ちしん)館」がリニューアルオープンし、記念展「京(みやこ)へのいざない」(産経新聞社など共催)が始まりました。初日には約3500人が来館したといいます。
「平成知新館」は、耐震性の問題などから平成21年に建て替え工事が始まり、約195億円をかけて平成25年8月に完成したものです。地上4階/地下2階建てで、延べ床面積は約18000㎡を有しています。
「ニューヨーク近代美術館」などを手がけた世界的な建築家「谷口吉生」さんの設計です。
レンガ造りの「本館」に調和させた外観が特徴で、展示室は京町家をコンセプトに直線を基本とする空間構造が取り入れられています。また、最新の「免震構造」が採用され、展示ケースには透明度の高いガラスも使用されています。
リニューアルオープンに併せて記念展「京へのいざない」が11月16日まで開催され、2期に分けて仏像や絵画/彫刻など国宝約50点、重要文化財約110点を含む約400点が展示されます。
国宝の「伝源頼朝像」(神護寺)と「伝平重盛像」(同)が同館で同時に展示されるのは約8年ぶりといい、ほかにも「祇園祭」の様子が描かれた「祇園祭礼図屏風(びょうぶ)」などが展示されます。
《2014.09.11:讀賣新聞》
《2014.09.24:讀賣新聞》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所