「首相官邸」緑化計画

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 東京・永田町にある「首相官邸」正面玄関前の庭で、人工池を埋めて緑化する工事が行われています。
 池の水を循環させる機械が老朽化し、維持費が安い緑地にするそうで、3月中旬に完成する予定のようです。
 池は広さ約1000㎡あり、深さは約5cmあります。2005年に造られ、涼感を演出してきましたが、夏は「ボウフラ」がわくために、職員らが蚊に悩まされ、「緑地化で蚊が減るのでは」(政府関係者)と期待しているようです。
  「首相官邸」事務所によると、老朽化により水漏れが発生している「ポンプ」や「配管」の一部を改修すると約7500万円が必要とされています。緑地化にも同程度の費用が必要といいますが、将来的には維持費が節約できるとみられています。
 池を土で埋めた後は、ビルの屋上緑化などで使われる常緑の「タマリュウ」を一面に植える計画のようです。






《2014.06.26讀賣新聞》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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