「ギャルリー・サン・チュベール」(ベルギー:ブリュッセル)
臨済宗東福寺派大本山「東福寺塔頭・勝林寺」(京都市東山区)は、11月15日から「本尊」の「毘沙門天立像」に納められていた「体内三尊仏」の初開帳を始めました。
250年前に奉安された体内仏で、普段は入れない「毘沙門堂」を12月8日まで公開するようです。
「毘沙門天」(像高16.7cm)と脇侍の「吉祥天」(9.4cm)、そして「善膩師童子」(8.4cm)が深紅の厨子に納められ、「本尊」(149cm)の背中を開けた腰部に奉納されていたそうです。
《江戸時代の京仏師・2代目「清水隆慶」が「吉祥天」と「善膩師童子」を制作し、「三尊仏」として宝暦13(1763)年に奉納した。》といいます。
中央の「毘沙門天」の制作年は不明ですが、「本尊」の「毘沙門天」は平安時代中期の作とされ、これと同時期の制作と考えられているようです。
《讀賣新聞13.11.13》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所