「世界遺産」目指す「明治の産業革命」

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 「産業革命遺産」は、全国8県11市に立地する28資産から構成されます。「製鉄」「鉄鋼」「造船」「石炭産業」などの重工業が急速に発展する道程を時間軸に沿って示す遺産群となり、現在稼働中の施設も含まれるのが特徴です。
 「伊豆の国市」などによると、「韮山反射炉」は2011年、製鉄技術の黎明(れいめい)期を象徴する史跡として資産に加わりました。  
「韮山反射炉」は金属を溶かして大砲を鋳造する炉で、幕末の代官、「江川英龍」が手がけ、子の「英敏」が1857年に完成させたものです。「炉」と「煙突」を合わせた高さは約15.7mあります。実際に稼働した「反射炉」が現存するのは「韮山」だけといいます。
 県の「富士山世界遺産課」によると、2015年の登録を目指すには、今月30日までに「ユネスコ」(国連教育科学文化機関)に暫定版の推薦書を提出する必要があるとのこと。








(讀賣新聞:13.10.20)

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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