「知恩院(御影堂)」大修理

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 「知恩院(御影堂:みえいどう)」は、その雄大なたたずまいから「大殿」(だいでん)とも呼ばれ、江戸時代初期から浄土宗を開いた「法然上人」の御影をおまつりしてきたお堂です。
 建築様式は「唐様」を取り入れた「和様」で、大きさは、奥行35m、間口45mで、周囲に幅3mの「大外縁」をめぐらすという「知恩院」最大の「堂宇」で、面積が日本で5番目に大きい「寺院建築」です。
 「寛永10年」(1633)の火災により焼失しましたが、「寛永16年」(1639)に「徳川家光」によって再建され、平成14年には「国宝」に指定されています。
 総本山「知恩院」では平成23年に「法然上人」800年大遠忌を迎えるのにあたり、この国宝「御影堂」の半解体をともなう大修理を発願したそうです。「御影堂」は、「知恩院」の中心建築であると同時に、次世代の人々に「法然上人」のみ教えを受け継いでいく使命を帯びた建物のためであるといいます。
 大修理は8年計画で「屋根瓦」の全面葺き替えをはじめ腐朽、破損箇所の取り替えと補修、「軒下」の修正、「耐震診断調査」に基づく「構造補強工事」などを行う予定といいます。








(讀賣新聞:13.10.04)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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