「大阪市公館」レストラン/結婚式場へ

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 「大阪市」は10月11日、「日中首脳会談」などにも使われた「大阪市公館」(都島区/約1.4ha)を、東京の企画会社「Plan・Do・See(プラン・ドゥ・シー)」に年1億円で貸し付けると発表しました。契約期間は10年で、来秋にも改装オープンする予定です。
 2階建ての建物を「レストラン」(約70席)や「結婚式場」に利用し、屋上に「ビアガーデン」を設けるほか、庭園内には「チャペル」としても使える「音楽堂」を建てる予定のようです。年中無休で庭園も開放し、年10万人以上の来場者を見込むとのこと。
 「大阪市公館」は1959年の建設で、1995年の「アジア太平洋経済協力会議」(APEC)では、当時の「村山首相」が、中国の「江沢民国家主席」ら参加各国の首脳と個別に会談する場として使われました。「橋下徹市長」が迎賓機能を大阪府「咲洲(さきしま)庁舎」に集約するとして廃止を決め、大阪市が民間の活用事業者を公募していたものです。








(讀賣新聞:13.10.12)

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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