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コラム
「大阪 大国技館」
2013年9月27日 公開 / 2020年12月28日更新
昭和初期、大阪市東部の城北川沿いに「大阪 大国技館」がありました。昭和の大横綱「双葉山」(1912~1968年)らが活躍しましたが、昭和戦争後に取り壊され、跡地は団地になりました。
「大阪 大国技館」は1937年5月に完成した鉄筋コンクリート造4階建てで、こけら落としの興行には「双葉山」が出場し、満員の日が続いたと伝わっていますが、戦争の影響などで興行は3年後に終了しました。本場所は行われず、興行が計7回行われたようです。
「倉庫」などに転用された後、1951年頃に解体され、周辺は住宅地になりました。
「大阪市」では1919年、浪速区・新世界に「大阪国技館」が建てられましたが、1927年には「映画館」になったため、【大阪でも相撲の常設館を】との機運が高まり、「大阪 大国技館」が建てられたとのこと。
閉鎖後、大阪では相撲興行のための施設はなくなり、現在は毎春、「府立体育会館」(ボディメーカーコロシアム、浪速区)で大相撲春場所が行われています。
(讀賣新聞:13.09.21夕刊)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所
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