「アール・デコ」の建築
「パリ」を代表する老舗ホテル「リッツ」「クリヨン」「プラザ・アテネ」の3軒が改装のため、長期閉鎖を発表しました。
「アジア系豪華ホテル」の進出に対し巻き返しを図るのが狙いで、ホテル戦争が白熱しているといいます。
創業100年を迎えた「プラザ・アテネ」は、来月から7か月かけて約5500㎡の増床工事を行い、【8室スイートを含めた14客室、宴会場】などを設けるようです。
「リッツ」は昨年夏から2年間の休業に入り、改築の総費用は2億万(約261堀円)と報じています。
また、「クリヨン」も今春、「家具」や「備品」を競売にかけて、改装の真っ最中だそうです。
「パリ」では3年前、「シンガポール」に拠点を置く「ラッフルズ」が老舗ホテルを改装して第1号店をオープンし、客室のほぼ半分をスイートにしています。
その後、香港系の「シャングリラ」、「マンダリン・オリエンタル」が開業しています。
いずれも「パリ」では珍しい広い「プール」や「客室」、最新の「通信設備」を整え、富裕層の獲得に力を入れています。
(讀賣新聞:13.09.10)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所