「大阪ハリストス正教会」:木造ビザンチン様式
「宮内庁」は8月21日、約100年ぶりの大修理が進む奈良市の「正倉院」(国宝)の修理方針を話し合う懇談会を開き、「屋根」の重量が瓦のふき替え前と比べ、約8.3トン軽くなることを明らかにしました。
修理前の「屋根」には約5万5400枚の「瓦」が載り、重さは約199トンありました。今回のふき替えでは、「瓦」が重なる部分を狭くするなどしたため、「瓦」の総数は約3万3300枚に減り、重さは約190.7トンになるようです。
「懇談会」の座長を務める「鈴木嘉吉」元奈良文化財研究所長は、『今回の修理は、軒の垂れ下がりを少しでもくい止めるのが目的。屋根の構造を補強したが、軽量化にも当然寄与する』と話したそうです。
(讀賣新聞:13.08.22)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所