「旧満鉄駅舎(奉天駅)」改修工事完了:瀋陽

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 「瀋陽駅」は、1899年に「東清鉄道南満州支線」の「謀志敦駅」として開業し、1904年に「奉天駅」に改名しました。その後、1906年に「南満州鉄道」(満鉄)の駅となり、1910年10月1日に「東京駅」の設計者「辰野金吾」の弟子である「太田毅」の設計により赤レンガ造りの新駅舎が建設されました。
 建築様式は「辰野式」と呼ばれています。その為、「東京駅」と「瀋陽駅」は外観や雰囲気が似ています。
 今年の8月31日から開催される「全運会」(日本で言う国体)に間に合うように工事が急ピッチで行われていたものです。
 「瀋陽駅」と「瀋陽北駅」の両駅とも、昔の駅舎の外観はそのままですが、内装は綺麗に改修されているようです。








(讀賣新聞:13.08.11)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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