「大阪ハリストス正教会」:木造ビザンチン様式
現在「真壁城跡」は、国の指定史跡となっています。「本の丸」には、真壁町立の体育館が建てられ、「稲荷神社」付近の堀と土塁が残るだけとなっています。
「真壁城」の遺構は、堀を渡って「二の丸」から東の「鹿島神社」まで、かつては一面水田であった所にあります。「本の丸」と「二の丸」は一段高く、「二の丸」の隅には、かつて櫓が建てられていたのであろう「櫓台」とも思える土塁があるとのこと。
古城と呼ばれる「三の郭」(中城)では、発掘調査が行われています。この曲輪の周囲は堀によって囲まれ、虎口の櫓台も残っているようです。
また、「四の郭」(外郭)には、馬出があったであろう虎口付近の土塁が綺麗に復元されています。
「真壁城」を探索するときには、南に「筑波山」を見ながら、手元には縄張り図を。じっくりと廻われば、当時の「真壁城」の姿が蘇えります。「雨引観音」として有名な「楽法寺」に、「真壁城」の城門が山門として移築され現存しています。
《讀賣新聞13.06.12》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所