「京都大宮御所」震度6強で倒壊の恐れ

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 天皇、皇后両陛下が京都訪問の際に宿泊される「京都大宮御所」(京都市)が、震度6強以上の大地震で倒壊の危険性があると、宮内庁の調査でわかった。両陛下は今月22~25日に京都府と大阪府を訪問されるが、通常とは異なり「京都迎賓館」(京都市)に宿泊の予定。
 同庁によると、「京都大宮御所」は、「孝明天皇」の皇后である「英照皇太后」のために「京都御所」の近くに造営され、慶応3年(1867年)に完成したものだそうです。木造平屋建てで、両陛下が京都市内に宿泊する際は毎回使用されてきたということです。
 1998年度に行った壁や柱の目視調査では問題ないとされたが、「東日本大震災」や「南海トラフ巨大地震」の想定を受け、今年2月に同庁が再調査を実施したものです。震度5程度の地震時には安全性が確保できるものの、震度6強から震度7では倒壊の危険性があると指摘されました。








《讀賣新聞13.06.04》

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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