「ギャルリー・サン・チュベール」(ベルギー:ブリュッセル)
フランス西海岸の世界遺産「モンサンミシェル」周辺で、「孤島」だったかつての姿に戻すために、10年にわたる工事が行われています。問題は昨年春、島のすぐ近くにあった駐車場が工事の一環として、2.5km内陸に移設されたことで、観光客は、駐車場から島の入り口まで無料の「シャトルバス」で移動する仕組みとなり、駐車料金は無料パスの運営経費をまかなうなめ、6ユーロ(約780円)から8.5ユーロ(約1100円)に値上げされたことにあります。その上、バスの路線延長に伴い、6月には一気に12ユーロ(約1600円)になる模様です。
観光業者は一斉に反発し、今年4月には飲食店や土産物店が約2時間、「抗議のストライキ」で閉店し、観光客を驚かせました。
新しい仕組みの導入後、客足は減少傾向にあるとのことです。
《讀賣新聞13.05.28》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所