「モンサンミシェル」(フランス):孤島化工事で客が減少

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

フランス西海岸の世界遺産「モンサンミシェル」周辺で、「孤島」だったかつての姿に戻すために、10年にわたる工事が行われています。問題は昨年春、島のすぐ近くにあった駐車場が工事の一環として、2.5km内陸に移設されたことで、観光客は、駐車場から島の入り口まで無料の「シャトルバス」で移動する仕組みとなり、駐車料金は無料パスの運営経費をまかなうなめ、6ユーロ(約780円)から8.5ユーロ(約1100円)に値上げされたことにあります。その上、バスの路線延長に伴い、6月には一気に12ユーロ(約1600円)になる模様です。
 観光業者は一斉に反発し、今年4月には飲食店や土産物店が約2時間、「抗議のストライキ」で閉店し、観光客を驚かせました。
 新しい仕組みの導入後、客足は減少傾向にあるとのことです。










《讀賣新聞13.05.28》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所 

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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