「鉄道博物館」:大正の京都駅ホーム「梁」を移設

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 京都・梅小路で2016年春に開業予定の「鉄道博物館」(仮称)に、京都駅の2代目駅舎にあった1番ホームを再現するとのことです。  
 大阪・弁天町の「交通科学博物館」に保存中の同ホーム上屋の梁(はり)(鉄骨製、幅約13m、長さ約45m)を移設する計画です。
 2代目京都駅は、大正3年、8月15日竣工した総檜造りの2階建てで、外観は石貼りの「ルネッサンス様式」(15~17世紀初頭にイタリアを中心に広くヨーロッパに普及した建築・美術様式。古代ギリシャ・ローマ様式を復興させ、建築ではシンメトリー(左右対称)とバランス(調和)を重視した。大理石の床、円柱やアーチ、絵画や彫刻で飾った壁、コーニスを施した外壁などが特徴。)
 「渡辺節」さんの様式建築として、目にすることができる唯一の作品だそうです。


《「鉄道博物館」》


《「鉄道博物館」》


《京都駅の2代目駅舎》


《讀賣新聞13.04.14》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所 

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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