「ライフサイクルマネジメント」:コンクリートの劣化
住宅/マンションを含めた建設プロジェクトには様々な「リスク」が内在しています。建設に直接かかわる事項としては、計画/設計に起因する「リスク」、用地に起因する「リスク」、コストに関する「リスク」、スケジュールに関する「リスク」、品質に関する「リスク」、安全に関する「リスク」などがあります。また、施主や発注者にかかわる事項として、事業における営業面の「リスク」や、ブロジェクトの事業に関わる資金調達に関する「リスク」などもあります。
「リスク」はいずれのプロジェクトにおいても内在しているもので、対象プロジェクトによって様々であるため、どこにどの程度の「リスク」が内在しているかについて分析や評価を行う必要があります。特に近年発生または増人した事項に関しては注意を払う必要があります。そこで、それぞれの「リスク」が、各種契約において関係者の間で分析可能なものか、保険を付保することで転嫁できるものか、施主や発注者が受け入れざるを得ないものかについて、内往する「リスク」とその対応策を検討する必要が生じます。
一方、事前にすべての「リスク」事項の抽出と対策を網羅することは不可能であり、対策を施しても完全に「リスク」回避をすることも不可能であるといえます。
専門家を交え、的確な「リスクマネジメント」に伴う最大限の「リスク」回避を実施したいものです。
《図表は「CMガイドブック」から抜粋》
CM(コンストラクションマネジメント)/調査鑑定/設計監理/ライフサイクルマネジメント
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所