「建築って何?(17)」建築設備:電気設備①

高塚哲治

高塚哲治

テーマ:建築の仕組み

 小規模な住宅/マンションなどでは設備の重要性が忘れがちで、使用を開始してから使用上の問題が発生するケースもあります。最新の的確な知識が乏しく、メーカー資料やカタログに頼り、安価という理由だけで決めてしまうことが多く、イニシャルコスト/ランニングコストの適正化が十分ではありません。快適性・利便性・省エネ性などを追求するためには、建築関係の専門家を含めて、しっかりとした設備の基礎を学習したいものです。
 今回は、電気設備の「送電」を取り上げてみました。
 電気設備には、「建築電気設備」「工場電気設備」「公共施設電気設備」がありますが、まずは「発電所」から需要箇所近くに設置された「1次・2次変電所」まで電力が送られます。ここから、「配電用変電所」へ送電され、6.6KVの高圧電力が電柱に設置された「トランス」から100V/200Vの電気として各家庭に送られています。これが「送電」システムです。



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高塚哲治
専門家

高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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