後退するスーパーと大躍進するスーパーのちがい? 【業務改善のあるべき形】
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、群馬県で業務改善のコンサルティングでした。
新規クライアントの第一回目のコンサルティングをスタートしました。
前回訪問して、契約をいただき、今回が指導初日になります。
到着してすぐに、基幹店の売場とバックルームの実地確認を行いました。
売場は、
・鮮度管理
・品質管理
・重点商品の展開状況
・マグネットのプロモーション状況
・その他プロモーション全般確認
・品揃え
・欠品状況
・日付管理
・クリンリネス
・接客、接遇
・レジ配置・稼働状況
・レイアウト
・マグネット設定
などを確認していきます。
バックルームでは、
・在庫量
・在庫管理(日付管理)
・カートの活用
・作業動作
・定位置管理
・コンプライアンス
等を確認していきます。
その後、今回の現場確認で得られた、マーケティングとオペレーション、その他の課題を、経営幹部に説明して、改善の優先順位をイメージとして伝えます。
そして、更に、
・部門別損益の作成
・単品の販売量の見える化
・ベストレポートの実践的活用
など、初回から遣るべきことを経営幹部に指示します。
更に、スマートフォンを活用して、
・改善課題
・実践結果
・新たな課題
などを全員で共有して、改善のスピードを上げるための仕組みを作り上げました。
また、一回目の2時間程度の実地確認でしたので、現場の課題の全てを理解した訳ではありません。
しかし、今回発見した課題の改善によって、相当な営業利益アップは、実現できるものと考えます。
先ずは、売場の活性化を優先して、
・基本四原則のレベルアップ
・重点商品管理
・積極的な商品投入
・実践的マーケティング
など、客単価を上げることと、来店頻度を上げることを、優先していきたいと思います。
小手先のテクニックではなく、一人一人に基本原則を正しく理解してもらいます。
そして、実践してもらうことによって、「売れてしまう仕組み」を作り上げていきます。
今回のクライアントも、素直で、とても前向きです。
このことは、業務改善を行うにあたって、重要不可欠なファクターです。
私の経験則から、大きな成果に繋がることが大いに期待できます。
今期の終わりには、営業利益を最低でも2倍程度に、増やしたいと考えます。
そして、地域で無くてはならない、デスティネーション・ストアになり、確実に成長発展してもらいます。
そして何より、ビジネスを、大いに楽しんでもらいます。