大阪コミュニティ財団で「えがお基金」を設立 ☆相続・遺言vol.6⑱☆
こんにちは、司法書士 佐井惠子です。
日本相撲協会は、新しい公益法人制度に基づく公益財団法人への移行手続きを凍結した中で、
バレーボール協会や、全日本アーチェリー協会、全日本カヌー連盟は、
公益法人に移行を済ませたようです。
公益法人となると、個人や企業からの寄付を集めやすくなります。
以前、遺言のお話をしている中で寄付先をご相談いただくことがあり、
自ら寄付する相手を探し出すという方法は、案外難しいものだとお話しました。
平成23年2月9日付けコラム
(http://mbp-japan.com/osaka/sai-shihou/column/7177)
寄付先を探している方には、特定公益増進法人一覧(平成22年4月1日現在)が参考になります。
(http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/koueki.htm)
大阪フィルハーモニー協会、がんの子どもを守る会、サントリー文化財団、日本臓器移植ネットワークと様々です。
アイウエオ順に検索できますので、ご覧になってみてください。
2008年にスタートした新公益法人制度によって、既存の公益法人は2013年11月末までに、
新しい公益法人か一般社団法人への移行を求められています。
既に、2年と少しが経過していますが、移行へのハードルが高いことや、
公益法人となった後も、組織の維持が難しいことで、移行が進んでいない状況にあります。
そんな中、平成23年2月10日付け日本経済新聞朝刊によりますと、
バレーボールやカヌー、アーチェリーといったスポーツの協会は、公益法人化を果たしたようです。
こういった協会は、私たちにも活動内容がわかりやすくて、
身近に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
寄付先の選択肢が増えました。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com