マイベストプロ大阪

コラム

大阪コミュニティ財団に注目 ☆遺言・相続vol.4⑭☆ 

2010年10月23日 公開 / 2011年4月10日更新

テーマ:社会貢献

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 相続 手続き


みなさん、こんにちは。司法書士 佐井惠子です。
遺言で、遺産の一部(数万円から何億円まで)を、基金にすることができます。
研究助成金や自然保護助成・奨学金支援・社会福祉助成・古典芸能鑑賞贈呈etc.
使い途は様々に指定できます。

ご相談者は、大正生まれのご婦人。
永く基金にご主人の名前を残し、社会福祉のために役立てたいというご希望に、
ようやく、応えられる財団を見つけました。

コミュニティ財団の考え方は、1914年にアメリカの銀行家で弁護士によって生まれました。
ロックフェラーやカーネギーでなく、太郎さんや花子さんといった普通の市民でも、
所得の一部で社会貢献活動ができる仕組みです。
アメリカには600余り、世界では1100の財団があるそうです。

相談者が神戸の方だったので、
失礼ながら、今日、電話で、神戸にも同様の仕組みの財団はないのかとお尋ねしたところ、
日本にはただ一つのコミュニティ財団(http://www.osaka-community.or.jp/index.htm)であると伺いました。
主たる事務所が大阪にあるから、名称に大阪がついているだけだとか。
従って、活動範囲は近畿に限らず世界中であるとのこと。

助成金を求めている方には、2011年の助成申請の受付を開始しています。
大阪コミュニティ財団のホームページで応募してみてはいかがでしょう。

司法書士佐井惠子

この記事を書いたプロ

佐井惠子

家族の問題(成年後見、相続、信託)の専門家

佐井惠子(佐井司法書士法人)

Share

関連するコラム

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ大阪
  3. 大阪の法律関連
  4. 大阪の成年後見・家族信託
  5. 佐井惠子
  6. コラム一覧
  7. 大阪コミュニティ財団に注目 ☆遺言・相続vol.4⑭☆ 

© My Best Pro