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劇的!古家再生=新築気分!?

2022年1月18日 公開 / 2022年9月26日更新

テーマ:長屋リフォーム

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 耐震補強中古物件 リノベーションリノベーション工事

築年数の経過は家の劣化を意味します。
築年数の古い家をお持ちの方は、その建物のこれからを悩まれます。
「これから如何に住み続けられるのか?」「子供に相続させてもいいものか?」「相続はしたものの…」「売却したところで二束三文?」「建て替えか?」等々・・・
建物は生き物です、
手を加えればそれなりに長生きしていきます。
定期的で計画的なメンテナンスに越したことはありませんが、長年放置されてきた建物もまだまだ生き返ることは可能です。

古家再生

そんな古家もまるで新築のようによみがえります。

大阪市東淀川区の長屋物件です。


施工前
連棟長屋ですが、過去に左側は切り離されています。
各戸独自に改装工事をされていて、この建物は元来平屋ですが、過去に、前の部分だけ2階を上積み増築されています。


施工後
サッシ、玄関ドアを入れ替え、前面だけサイディング貼り、それ以外の外壁は塗装を施しました。

内部工事の様子です。

構造体の補強のためベタ基礎の施工をします。

土の床下を整地して、防湿シートを敷き湿気が上がって構造体を腐らせないようにします。
その上でワイヤーメッシュを敷き詰め、結束し、既存土台下の布基礎にアンカーボルトで結束し、生コンを流し込みます。

ベタ基礎の施工は構造体の補強と耐震対策には欠かせません。


さらに骨梁の新設や、

梁の増設躯体を補強していきます。

内部の様子です。
玄関付近の施工前

施工後

通し間取りの居間の施工前

施工後
奥の和室も改装

広めのLDKが完成しました。

キッチンは配置を変え、浴室を拡張しました。

キッチンはLDKに配置し居住性に一体感をもたらしました。

奥の和室の施工前

施工後

本格的な和室を仕上げました。

押し入れに板畳、内障子など、和室には少し手間がかかっていますが、天井だけクロス仕上げとコストカットしました。

2階の洋室の施工前

施工後


ホントに新築そっくりに仕上がりました。
このように古い建物へのお悩みも、思い切って手を入れることで、この先20年から30年新築気分で済み続ける事ができるのです。

実録!!古家の腐った柱の再生法!
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この記事を書いたプロ

舘慶仁

古家再生・長屋リフォームの専門家

舘慶仁(リフォームワーク)

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