町屋のリフォーム費用の目安は?
空き家の町屋に住むことを考える場合、ある程度のリフォームは必要だと思います。
関西地区では、住宅のリフォームにかかる費用を補助してもらえる場合がありますので、一部を紹介します。
町屋のリフォームに利用できる助成金・大阪府震災対策推進事業補助金について
大阪府では、地震などによる被害を未然に防止するために建築物の安全性を向上させる取り込みを進めています。
この取り組みの一環として、「大阪府震災対策推進事業補助金」を市町村に交付する木造住宅耐震診断補助、木造住宅耐震改修設計補助、木造住宅耐震改修補助などを行っています。
町屋のリフォームに利用できる補助について
大阪府震災対策推進事業補助金における「木造住宅耐震診断補助」では、市町村が定める要件に合致した木造住宅に対して、4万5000円を補助上限額として90%(市町村で異なる場合あり)を補助します。
例えば、耐震診断費用が5万円とすると、自己負担金は5000円になります。
木造住宅耐震診断補助の申請は市町村窓口で一括して実施します。
「木造住宅耐震改修設計補助」では、市町村が定める要件に合致した木造住宅に対して、10万円を補助上限額として70%を補助します。
例えば、耐震改修設計費用が10万円とすると、自己負担金は3万円になります。
木造住宅耐震改修設計補助の申請は市町村窓口で一括して実施します。
「木造住宅耐震改修補助」では、市町村が定める要件に合致した木造住宅に対して、40万円(低所得者は60万円) を補助上限額として補助します。
ただし、平成28年3月31日までに着手する木造住宅に対しては30万円を増額し、70万円(低所得者は90万円)を補助上限額として補助します。
木造住宅耐震改修補助の申請は市町村窓口で一括して実施します。
町屋のリフォームに利用できる助成金・京都府住宅改良資金融資制度・21世紀住宅リフォーム資金について
京都府住宅改良資金融資制度の21世紀住宅リフォーム資金では、京都府民に住んでほしいと考える住宅に対して、バリアフリー化、耐震化など修繕工事を行う際に資金を融資します。
融資利率(固定)は10%(平成26年12月1日~)で、融資限度額は350万円以内です(
融資利率は年度途中に変更することがあります)。
対象となる工事には、住宅のバリアフリー化やホームエレベーター設置などの工事をするバリアフリー型、住宅の開口部や外壁等断熱化の工事などを対象にした環境共生型、歴史的、文化的町並みなどを保存する工事などを対象にした景観形成型があります。
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