長屋、古家を再生し、建て替えの1/3の価格で新築同然に住めるリフォーム
長屋などの古家をリフォームする、あるいは中古住宅を購入後リフォームして住まいにするにあたり、これから住む我が家に夢を膨らませ、あれこれ考えをめぐらすことでしょう。しかし予算は限られています。
では古い家をリフォームするに際に優先すべきポイントはなんでしょう。
これから自分で暮らしていく住まいです。
お金を潤沢に掛ければ、不自由のない理想のすまいに近づけることは可能でしょう。
ただ予算にはやはり限りがあり、特に中古住宅購入後のリフォームとなるとリフォーム費用を捻出するのも一苦労です。
現実はなかなか全て自分の要望通りにリフォームすることは難しいものです。
ただ多少なりともお金をかけてリフォームするわけです。
不便で住みづらい家になることは避けたいものです。そう考えると優先順位が必要になってくると思います。
そこでリフォームするにあたって考えるべきポイントをいくつかご紹介します。
耐震補強と断熱工事
中古住宅で不安を感じる点は耐震性能と断熱性能がまず挙げられると思います。1981年5月31日以前に建築確認許可を受けられ、建てた住宅は耐震基準が違うことから筋違(建物の壁の強度を高める斜材)が少ないものも少なくありません。
また、省エネに対する意識も現在ほど高くなかったこともあり断熱材が全く入っていない住宅もあります。これらは内装下地を取り外した状態でないと改修することが困難です。予算はそれなりに必要になりますが、建物の性能としてとても大切な部分なので、できることなら入居前に下地の石膏ボードを取り外し、まずは耐震改修と断熱工事を行っておくべきでしょう。
水廻り設備を一新
屋根や外壁などの建物の構造部分は、良好な維持管理がなされていればかなり長期的に性能を維持できます。しかし、生活する上で使用頻度の高い住宅設備はいずれ交換が必要になります。また、建物は中古でもトイレや浴室などをふるいままで使い続けることに抵抗がある方も多いでしょう。これらの設備の入居後の改修は困難です。専門工事になるため入居前にまとめて改修するほうが得策です。
コンセントの位置はオーダーメイド
今では新築の場合、各室にエアコンの専用回路、インターネット回線が引き込まれているのが標準的ですが、中古住宅の場合はそのような配慮はされていません。また、築年数の古い家は当時の生活スタイル同様、電気容量も少なめに設定されている場合が多いと思われます。電気の配線、配管は壁に隠蔽されるので入居後に改修すると思わぬ費用がかかります。現代の生活スタイル、使用する電化製品などを考慮して電気容量を見直し、必要な場所にエアコンの専用回路、インターネット回線、コンセント等を内装工事に合わせて増設するとよいでしょう。
足場を掛けるなら、屋根、外壁、樋などの工事はまとめる
外装の塗装は概ね10年を目安に塗り替えることが望ましいとされています。塗装材料自体はあまり高価ではないのですが、足場を掛ける必要があるため、そのための費用が割と高価です。足場を掛ける機会は多くないので、軒樋やバルコニー、軒裏など足場が無いと施工が不可能な部分はまとめて施工するとよいでしょう。
最後に内装工事と外構工事
クロスなどの内装工事はできれば一緒に工事をしたいところですが、カーポートやテラス屋根、あるいはは植栽などいつでも施工できる部分は入居して予算が確保できてからでもいいといえます。極端に言えばホームセンターで材料や工具を購入し自ら施工することも可能です。自分のライフスタイルに合わせてリフォームを楽しんではいかがでしょうか。
リフォームには様々な優先順位があります。構造・水回り・配線・室内仕上げ・外回り・・・色々とあります。やはり、ご自身のライフスタイルにあったリフォームをするのが一番です。ただし、費用の事も検討しなくてはいけません。外部のリフォームのように、まとめて工事をした方がお得(割安)なケースもあります。見積書も、1社だけではなく複数社取り寄せて、見比べることも重要です。
また、リフォーム工事期間中の工事チェックを行う、第三者機関もあります。検討してみてはいかがでしょうか。
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