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大切な我が家を湿気から守る!快適な住まいに不可欠な採光と通風

2015年5月23日 公開 / 2017年11月6日更新

テーマ:室内リフォーム

コラムカテゴリ:住宅・建物

住みやすさを考えるうえで、建物内に十分な採光と風通しを確保することはとても大切です。
昼間でもあまり外の光が入らない家では、陰気なだけでなく光熱費バカになりません。
また、風通しが悪いと湿気がこもって結露やカビの発生の原因になり、身体どころか建物の傷みにつながります。
戸建て住宅なら、長屋でない限り壁4面が外部に面しているので比較的プランを建てやすいのですが、開口部が限られる、マンションや長屋の場合は、光の取り入れ方や、風の抜ける道について工夫する必要があります。
ほとんどのマンションでよく見受けられるのは、日当たりのよい南側にLDK、北側の共有廊下に面して玄関と個室を設け、中央の廊下に面してキッチンや水廻りがある間取りです。そのため廊下や水廻りに外交が届かないばかりか、玄関ドアをあけないと、風が通りにくい作りになっていることが少なくありません。
特に問題なのが風通しです。
部屋が細かく間仕切られていて、風が抜けないとなると結露が心配です。空気が動かないと、常に南側の部屋が暖かく、北側の部屋が寒いという状態になります。扉を開閉するたびに、南側の部屋の暖かく湿った空気が北側の部屋に流れ込み、特に寒い窓際で結露が生じてしまいます。結露はサッシサッシやガラスだけでなく壁にも発生するため、放っておくとカビが生えてしまい、身体にも建物にも影響を及ぼします。
そのためにも空気の循環や各部屋の温度差を少なくすることが必要です。

そこでリフォームの際に各部屋に開口を設け光と風の通り道を作ることをお勧めします。
具体的には壁の上部に横長の小窓を設けたり、廊下に面した壁に開口部を設けます。



そうすることで南北の外窓を開ければ風の流れが生まれ、部屋ごとの寒暖の差が生じにくくなります。
さらに外窓に面していない部屋でも、間接的に外光の明るさを感じることができるのです。


用途や目的に応じて間仕切りの上部を開放したり、室内に窓を設けることで光や風が抜けていきます。
さらに浴室や洗面所は24時間換気で空気を循環させることでより一層の効果を得ることができます。

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この記事を書いたプロ

舘慶仁

古家再生・長屋リフォームの専門家

舘慶仁(リフォームワーク)

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