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コラム
長屋における洗面スペースの設置と浴室周りの改善術
2015年2月12日
築年数が古い長屋では、現代の生活スタイルに応じた改善が迫られるの常の事です。
間口の小さな長屋では、スペースがないため洗面スペースが省かれているケースは少なくありません。
また浴室では、タイル張りの在来風呂に関する様々な問題点があります。
できれば解体してユニットバスに入れ替えたいところではありますが、予算の問題でままならない場合もあります。
タイル貼りのお風呂ですが、入り口扉が木戸の引戸で浴槽からの溢れ湯が引戸の隙間からオーバーフローして、廊下が濡れて床板が腐ってしまう事態に陥っています。
今回は洗面スペースの件と、合わせて改善したケースの紹介です。
今までは洗面は台所で行っていましたが、やはり毎朝顔を洗うのは洗面台で洗いたいものです。
そこで廊下の奥の不要な勝手口を撤去し、その場所に洗面台を設けました。
そしてお風呂の入り口の木製引戸を、アルミ製の折り戸に付け替えました。
これでお湯が廊下にあふれることはありません。
また毎朝の洗面も、快適に洗面台を利用することができるようになりました。
このように少ない予算の中でも、工夫することによって、最低限の現代のライフスタイルの中で生活することができるのです。
長屋を含む全面まるごとリフォームの施工例
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