社風を変える必要があるのか?

真田直和

真田直和

テーマ:人事制度

社風または企業文化とも言いますが、一般的には同義語で使われることが多いと思います。

では社風とはなにか?
多くの企業ではその経営者(特にオーナー)の考えが社風になることが多いと感じます。
トップダウンの社風です。

しかし、最近ではそのトップダウンでは、
その企業で働く従業員の共感を得ることが難しいようです。
社風は固定概念化し、多くの若者には受け入れられにくくなっています。

そこで、経営者が考える価値観を従業員がどのように認識しているのかを知ることはとても重要です。
それを「見える化」することで、従業員のモチベーションや生産性に影響するものが隠れている可能性があります。
そのうえで、自社の社風がどうあるべきか?を各階層で議論し、
ボトムダウンすることが、従業員と共有された価値観になり、社風と言えると考えます。

よく聞く社風として「風通しの良さ」があります。
まさに小手先のコミュニケーション手段だけでなく、
価値観そのものを共有することが本当の社風ではないでしょうか。

「社風は簡単に変えるものではない」という固定観念を捨て、時代にあった社風に変化していくことも重要であると考えます。

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真田直和
専門家

真田直和(特定社会保険労務士)

真田直和社会保険労務士事務所

解雇、残業、労働時間など「人」に関する労務問題を4万件以上解決。また、大企業から中小企業まで幅広い業種の人事評価制度設計のコンサルティング実績も豊富です。

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