責任とれないよ!

真田直和

真田直和

テーマ:人事制度

上司が部下に対して「同じようなミスを繰り返して・・・もうこれ以上責任を取れないよ!」や「できないなら、俺がするで。」ということをよく聞きます。

この言葉にはどのような意味があるのでしょうか?

部下に対して奮起してもらうためなのか?
それとも上司自身の保身のためなのか?
理由はよくわかりませんが、この指導方法で部下が改善され、そしてモチベーションは上がるのでしょうか。

昔から日本には、上司が部下の責任をとるという文化あるように思います。
本当に責任を取れているのでしょうか?

具体的な責任の取り方としては、懲戒規定による降格や減給などでしょう。
これでだれがプラスになるのでしょう。

責任を取る風土と仕組み=規定を作る依頼は多いのです。
しかし、部下の指導方法は上司の能力に任せている企業が多いと思います。

そして、上司が部下を指導する内容についても精神論が強く、具体性がないことが多いです。

責任をとることも必要なのかもしれませんが、それよりも部下にどのように伝えるか?のスキル向上を優先するのが良いと思います。

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真田直和
専門家

真田直和(特定社会保険労務士)

真田直和社会保険労務士事務所

解雇、残業、労働時間など「人」に関する労務問題を4万件以上解決。また、大企業から中小企業まで幅広い業種の人事評価制度設計のコンサルティング実績も豊富です。

真田直和プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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