新入社員定着には将来の見通しを示すこと
株式会社スコラ・コンサルトが、全国の社員100名以上の企業の一般職・管理職・役員 5,161名を対象に「組織に関するアンケート調査」を行い、その結果を公表しました。
上司への期待と満足のギャップが最も大きいのは「適切な人事評価
「上司に期待する要素」と「上司に満足している要素」の比較(一般職・管理職)を比較が次のとおりです。
「部下の適切な人事評価」期待43.6%、満足13.9%、差29.7ポイント
「意思決定が速く、決めたことに責任を持つ」期待40.5%、満足17.4%、差23.1ポイント
「部下への適切な業務分担・進捗や負荷の管理」期待33.7%、満足11.8%、差21.9ポイント
「チーム内の良好な雰囲気づくり」期待45.7%、満足25.1%、差20.6ポイント
「組織を前進させるリーダーシップ」期待33.1%、満足14.5%、差18.6ポイント
期待と満足の差がもっとも大きかったのは、「部下の適切な人事評価」です。
では「適切な」とはどう考えればよいでしょう。
部下の適切な人事評価
「適切な」には平等や公平が含まれていると思われます。
人事評価は評価される側のキャリヤ、インセンティブ、モチベーションに繋がる要素ですので、平等・公平に行うことは言うまでもありません。
しかし、平等・公平に評価することはとても難しいです。
評価する側の価値観やこれまでのバッググランドが影響することが否定できないからです。
平等・公平よりも透明
できるだけ平等・公平に評価する努力は必要です。
ただ、それ以上に簡単な方法があります。
それは評価を「透明」にすることです。
「透明」とは事実と記録にもとづいて評価することです。
抽象的な印象や感情ではなく、事実や記録にもとづいた結果により評価します。
そうすることで、評価される側も納得できるのはないでしょうか。
事実や記録を評価するためには、評価する側はしっかりを仕事ぶりを見なければなります。
これもマネジメントではないでしょうか。
調査結果の詳細は下記でご覧いただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000073818.html